能美・川北

世界で人気を博した九谷庄三の故郷

明治期、世界の注目を集めた陶工・九谷庄三は能美(旧寺井)出身。金色を使った豪華な作品はジャパンクタニとよばれ人気を博した。現在、九谷陶芸村内には美術館、体験施設等があり、その魅力を発信している。

旅のアドバイス
能美市九谷焼陶芸館では体験メニューが豊富で、どれも所要1〜2時間。せっかくなので、じっくり時間をかけて陶芸と向き合っていこう。能美市から川北町へはおよそ7km。
狭野神社(陶祖神社) 狭野神社(陶祖神社)

狭野神社の参道北側には九谷焼の開祖・斉田道開が祀られた陶祖神社がある。また、狭野神社の本殿の後には「神楽山」という神苑があり、ここでは九谷焼に使用する原石が採れたといわれている。

能美市佐野町オ54-1

能美市九谷焼陶芸館 能美市九谷焼陶芸館

九谷陶芸村内にある体験施設。電動ロクロ成形(2000円〜、所要約2時間)、手びねり(1500円〜、所要約2時間)、絵付け(400円〜、所要約1時間)などの作陶体験ができる。本格的な陶芸教室も開講。

TEL 0761-58-6300/能美市泉台町南9
入館300円(資料館と共通)/9〜17時/月曜(祝日の場合は翌日)休

能美市九谷焼資料館 能美市九谷焼資料館

九谷陶芸村内にあり、基本的な工程や伝統技法をわかりやすく解説。古九谷から現代までの作品を収蔵しており、鑑賞を通して“様式の移り変わり”や“窯ごとの作風の違い”を学ぶことができる。

TEL 0761-58-6100/能美市泉台町南56
入館300円(陶芸館と共通)/9〜17時(入館は〜16時30分)/月曜(祝日の場合は翌日)休

浅蔵五十吉美術館 浅蔵五十吉美術館

九谷陶芸村内にある美術館。能美市出身の陶芸家であり、文化勲章受章者である浅蔵五十吉(二代)の作品を展示している。伝統を受継ぎながらも独自の作風を確立した作品世界にふれることができる。

TEL 0761-58-6789/能美市泉台町南1/入館500円
9〜17時/月曜(祝日の場合は翌日)休

九谷焼販売協同組合ショールーム 九谷焼販売協同組合ショールーム

九谷焼販売協同組合が運営するショールームで、その広さは県内最大級。伝統的な配色で花鳥や山水画を描いた九谷焼から、現代生活にマッチしたモダンなものまで種類豊富に揃えている。

TEL 0761-57-1257/能美市寺井町わ21
8時30分〜17時/土・日曜・祝日休

辰口温泉 辰口温泉

白山の山裾に位置し、近在の人々の湯治場として親しまれてきた名湯。宿では白山麓の山の幸、日本海の幸が楽しみ。明治の文豪・泉鏡花が訪れたことでも知られ、小説の舞台としても登場している。

TEL 白山の山裾に位置し、近在の人々の湯治場として親しまれてきた名湯。宿では白山麓の山の幸、日本海の幸が楽しみ。明治の文豪・泉鏡花が訪れたことでも知られ、小説の舞台としても登場している。

川北町保健センターの陶壁 川北町保健センターの陶壁

川北町保健センターには陶芸家・山岸大成によるダイナミックな陶壁が飾られている。近くには図書館と入浴施設が一緒になった「川北町ふれあい健康センター」(076-277-1110)もある。

TEL 076-277-8388/川北町字壱ツ屋196
開館時間内見学可能

わくわく手づくりファーム わくわく手づくりファーム

地ビール工場とカフェレストラン(11時30分〜16時、夜は予約次第で営業)を持つ物産館。地元産のアマギ二条大麦100%を使用した地ビール「白山わくわくビール」や、地元農家の生産した新鮮な野菜等を販売。

TEL 076-277-8989/川北町字壱ツ屋183-3 9〜18時/火曜休(祝日の場合は翌日)

能美・川北までのアクセス

能美・川北マップ

◆電車&バス

能美へは、JR寺井駅からコミュニティバス(連携バス)を利用。九谷陶芸村周辺はバス停泉台から徒歩5分、辰口温泉はバス停辰口福祉会館下車。
川北へは、JR松任駅から北鉄バス川北線でバス停川北温泉下車

◆車

能美へは小松ICから約10km、川北へは美川ICから約15km

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