かつては棗（なつめ）を主に作っていましたが、最近では、ろくろと旋盤の両方を使って木地挽き作業を幅広く行っています。ろくろ作業で使う刃物類は自ら鍛冶をした手作り。カンナを当てるための台も年期が入っています。ろくろの周りには削った木のくずが積み上がり、その中にカンナが並べられていて、工房らしさを存分に味わえます。