HOME > 見学 > テーマパーク > 島集落

島集落

川北エリア

白山に源を発する手取川は流路延長72km、流域面積809km2で、石川県内最大の河川です。また、流域面積の9割を山地が占め、源流部から河口までの平均勾配は約1/30と、日本有数の急流河川に数えられます。中世から近世にかけて手取川流域の扇状地で稲作が始まり、集落の形成が進展すると同時に、この急流河川である手取川流域の洪水が大きな問題となっていきます。手取川が洪水を繰り返すことによって川の両側には徐々に土砂が堆積し、流路に沿って微高地が形成されてきましたが、こうして自然にできた微高地は洪水時に被害にあいにくいため、そこに集落を築くようになっていきます。それがまるで島のように点在していたことから、「島集落」と呼ばれるようになりました。現在、手取川右岸の扇状地に残る「中島」「与九郎島」「田子島」「舟場島」など、「島」のつく地名は、かつて島のように集落を築いたことの名残です。

問合先 TEL 076-277-1111
住所 石川県能美郡川北町内
アクセス 小松駅から車で20分、北陸自動車道 美川I.C.から車で約10分
月うさぎの里
見学内容

白山市の獅子吼高原にあるパーク獅子吼から島集落を見渡すことができる