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蘇梁館(そりょうかん)

加賀エリア

江戸末期から明治期にかけて一航海で千両という膨大な利益をあげたという北前船。その船主が多く住んでいたのが、加賀市の橋立村、瀬越村、塩屋村。その北前船主の中でも最大の勢力を誇っていた橋立の久保彦兵衛家です。6代目の彦兵衛は、1841(天保11)年、海を見渡す小高い丘の上に豪勢な住宅を建て、その離れには大聖寺藩主もたびたび訪れました。その主屋を大聖寺に移築保存したのが蘇梁館(そりょうかん)です。付属の庭園は日本海と北前船を主題とした現代の枯山水庭園で、石組みは「波濤の庭」、「船石の庭」、「中庭」、「奥庭」に分けられています。立派な松の梁から北前船主の財力をうかがい知ることができます。この梁を蘇らせたことで蘇梁館の名が付けられました。建物の隅々に様々な工夫がされていて、建築関係の見学者も多く訪れます。

問合先 TEL 0761-72-5350
住所 〒 922-0842 石川県加賀市熊坂町ハ28-3
アクセス 加賀温泉駅から加賀周遊バス キャン・バス海まわりで行き11分(帰り67分) → 14 山ノ下寺院群/石川県九谷焼美術館バス停から約200m、大聖寺駅から徒歩5分、加賀I.C.から車で約5分
見学可能時間 9:00~17:00 入館は16:30まで
見学できない日 12/29~1/3・全館貸切日
料金 見学無料 (貸室使用 1時間700円~970円)
芭蕉の館
見学内容

北前船主の財力を反映した建物を見学できる。