石川県・南加賀エリアの小松市、加賀市、能美市、川北町の親子・子供向けの学習施設、体験スポット、観光の案内。伝統工芸、農業、アウトドア
杉の優良生産地として知られる南加賀の森林の面積はおおよそ114ha。東京ドーム24個分ほどの広さの森林があります。そこでは農家の人が野菜や米を植えて収穫するように、木材を収穫するために人の手でつくられた森林があります。こういう森林を「人工林」と呼びます。苗木を1本1本植える作業から始まって、何十年も手をかけて木を育てるこの人工林は、将来の木材として使うためのいわば「木の畑」みたいなもの。ではこの木の畑はどのように出来ているのでしょうか?
南加賀の森林面積
加賀市:21,189ha
小松市:25,814ha
能美市:3,562ha
白山市:63,405ha
南加賀の人工林面積
21,783ha(人工林率25.2%)
石川県の主要樹
●人工林
すぎ、ひのき、まつ、からまつ、あて、その他針葉樹、広葉樹等
●天然林
すぎ、ひのき、まつ、からまつ、あて、その他針葉樹、広葉樹等
人材
森林の管理などを行う林業従事者はこれまで減少傾向であったが、近年では若者が森林組合に就職するなどして一部若返りも進んでいる。また石川県林業労働対策基金の方では林業従事者の技術研修や新規就業の促進などに取り組んでいる。
林業の現実
外材の輸入により木材価格が低迷し、林業採算性が悪化したことにともない、石川県でも昭和40年、50年代に植林された森林の多くが、枝打ちや間伐がされず放置されている。そのため健全な森林の育成に、国や地方公共団体の施策によって手入れが進められるようになった。
学んでいただきたいこと
・ 林業の現場を知ることで大変な仕事であるという現実を学んでもらいたい。
・ 水源の保全、放置林の荒廃、CO2の削減など、環境問題が話題となる中で、いかに環境を守り、育んでいるのか?
・ 40〜50年単位で木を育てる、ゆったりと時間の流れる仕事であり、都会にはない価値を見つけて欲しい。
もくもく工房
手作りキットで本棚やプランターを作ってみませんか?
木の温もりと優しさを感じながら、世界でひとつの自分の作品にチャレンジ!もくもく工房では子供向けの簡単な手作りキットを使った木工体験ができます。木工体験を通じて工作の楽しさや自然の素晴らしさを感じ、木を身近なものとする場として役立ちます。
なお、2ヶ月前に予約が必要。作成するキットはご相談下さい。
■住所/石川県小松市長谷町岡22-1
TEL/0761-46-8100
FAX/0761-46-8101
■開館時間/9:00〜16:00
■休館日/月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、お盆
■入館料/200円 機材使用料1時間200円
■料金目安/まな板、鍋敷き:500円〜1,000円
犬小屋、本棚:3,000円〜5,000円
いす、庭用ベンチ:2,000円〜4,000円
(詳しくはお問い合わせ下さい)
■問い合わせ/指定管理者:かが森林組合
TEL/0761-46-1341
FAX/0761-46-1177